7つの質問

橋本忍さんに聞いた七つの質問

橋本忍さんに聞いた7つの質問

【2020年10月橋本忍展】


Q1.  陶芸で最も楽しい事は何ですか?


A. 新しい作品を思いついたものの今までの技量やアイデアでは実現可能性が見えない中、試行錯誤の末新しい道が見え進み出した時ですね。 
困難ながらも少しずつでも進んでいる感じが楽しいです。


橋本忍七つの質問

Q2. 陶芸で最も難しいことは何ですか?

A. 僕は最初に完成形をイメージして、そこへたどり着く道筋を逆算しながら作っていきます。 

先程の回答と重なりますが、その道筋=工程は木陰に見える山頂を目指し道の無い野山を歩くようなもので、 時には年単位で彷徨っています。 

でも難しいから楽しいのでしょうね。


橋本忍七つの質問

Q3. 陶芸家になっていなかったら今頃何をしていたでしょう?

A. 陶芸を始める前までずっと経営していたBarをまだやっているはず。 

 転職はしましたが当時も今も「死ぬまでこの仕事」と思っています。


橋本忍七つの質問

Q4. 橋本さんのストレス解消法は?

A. そんなにストレスはたまらないと思っていますが、DIYで大工仕事やキャンプ道具を作っていると気分転換にはなります。

陶芸と違って作り終わりまで自分の手で完結でき結果が出るのも早い。 

陶芸は時間がかかるうえに乾燥や焼成といった自分だけの 手に負えない部分がありますからね。


∴橋本さんの向上心(志)の高さと、何があってもへこたれず前に突き進もうとする強い精神力とそして一番私が敬服している事はもう1つ。 

それについては後日に(もったいぶってまだ言わないw)


橋本忍七つの質問

Q5. 自分の中で一番好きなところは?

A. 陶芸の専門教育も受けず基礎知識や常識を知らずに陶芸を始めた事。 

苦労も多いですが、その分自由な発想で野山を進む事ができますね。 あとは、四半世紀毎日おなじ革ジャンを着て、同じスタイルでいる頑固さ(笑)


∴橋本さんは殆ど自力で陶芸を学ばれたという事ですが 独学だけで陶芸家になって、ちゃんと家族を養って ちゃんとお弟子さんも育てて、世界のアーティストと肩を並べて仕事してて どれだけ努力されたのかナゾがいっぱいです。 


橋本さんのナゾはまだ一杯あります。 いつ身体を休めているのかなって!これが一番ナゾ笑


橋本忍七つの質問

Q6. お客さまから言われて最も嬉しい一言は何ですか?

A. 作品を褒めていただくことは勿論うれしいのですが 「いい器だ」と言われるよりは「食事が美味しくなった」とか 「部屋の空気が変わった」など脇役として主役が持ち上がったときが嬉しいですね。


∴「器って料理が盛られて完成品になるんですよね」 って以前おっしゃってたのを思い出しました。

本当に同感です! 

使い手は常に料理を盛って自分の作品をコンプリートしたと考えていて その土台としてお皿をセレクトしているのですから お皿は完璧に脇役です。

お化粧で言うとファンデーション?みたいなもんかな?? 

橋本さんもお客さまが自身の作品を使うことで 得られる幸福感をしっかりとイメージして 作っていらっしゃるんだと思うと なんかジーーンと来てしまいました


橋本忍七つの質問

Q7. 次の個展はどちらで予定されていますか?

A. 来月18日~来年1月17日の日程で 台湾で個展があります。 

@林屋商店 人禾生活有限公司 La Vie Nature Co.,Ltd 詳しくは追々。僕のwebサイトでチェックしてください。 https://hashimotoshinobu.com/


∴もうすぐ3万人!の youtube HASHIMOTO SHINOBU CHANNEL も面白いですよ。

特に新作土鍋(寸胴)のメイキング動画が見所! 

橋本さんの手仕事の美しさに世界中の方々が魅了されてるのがコメントから伝わってきます。 


橋本忍展


以上、橋本さんご回答ありがとうございました

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