7つの質問
ふるいともかずさんに聞いた7つの質問
ふるいともかずさんに聞いた7つの質問
Q1.ご出身とお育ちはどちらですか?
A. 大阪府箕面市出身です。木工の勉強で飛騨高山に2年、家具職人として東京に5年いました。
∴箕面市ご出身でいらっしゃること最初聞いた時にビックリしました。 偶然にも、IVORYの料理スタッフTakakoも箕面市出身で、お二人とも共通点があって 私としても親近感がわきました😊
Q2.芸術に目覚めたのはいつ頃ですか?
A. 芸術といわれるとわかりませんが、幼い頃から物を作ることと自然が好きです。
∴なるほどですね…作家さんになる方って、小さい頃から物づくりが好きな方が多いんですよね。もうこれは生まれたときからのギフト(天職)なのかも💗 物作りが苦手な私としては、 羨ましい限りです。
Q3. もし作家になっていなかったら今頃何をしていたでしょうか?
A. 冒険家、発明家、動物写真家になりたいと子どものころ思ったりしてましたが 今だと、自然農の農家さんや超田舎暮らしDIYユーチューバーでしょうか。
∴以前、動物の生態調査のお仕事もされていらっしゃったとお聞きしましたし、 小さなころの憧れが今のライフスタイルにも息づいているようで、 ふるいさんらしいご回答だなぁと感じました。 きっと、DIYユーチューバーもとてもお似合いだったでしょうね
Q4. この仕事に就いて一番印象に残った出来事は何ですか?
A. クラフトフェアに出ていた頃の話。1000円札を握りしめて一日中 おそらくプレゼントするものを探しまわっていた女の子が夕方私のブースでバターナイフを買ってくれたこと。 どの価格帯のものでも手を抜かず気持ちを込めて作っていかなきゃいけないなと思いました。
∴なんだか胸がじーんとするお話ですね。 きっと、ママやパパへのプレゼントを探していたのでしょうね。 その子の気持ちに応えるように、どんな作品にも心を込めて向き合う、 ふるいさんのお人柄の温かさを感じます。
Q5.これまで作ったことがないもので、今後作ってみたいと思う作品は ありますか?
A. 壁掛けの棚を何年も作っていて、その経験を活かして今の暮らしに合う神棚を制作したいと思っています。
∴暮らしの中に自然に溶け込む神棚… これまでの棚づくりの経験が活かされる、とても素敵な構想ですね。 伝統と今の暮らしをつなぐ作品、拝見できる日が楽しみです。
Q6. お休みの日の過ごし方はどんな感じですか?
A. 家族で温泉。ふたりで神社参拝やランチ。ひとりなら工房整備、家のまわりの手入れや畑仕事。
∴穏やかで心満たされる休日の過ごし方ですね。 ご家族との時間も、おひとりの時間も、ものづくりへのエネルギーにつながっているように感じます。
Q7 自身の作品作りで最も大切にしているコトは何ですか?
A. ”自分が作りたいものをつくる”という意識は年々薄まっているので 求められているもの、喜ばれるものを形にしていきたいと思っています。」
∴7求められるもの、喜ばれるものを形にする」という言葉に、 作り手としての真摯な姿勢が感じられます。 使い手との距離を大切にする温かい想いが、作品にも滲み出ていますね。
以上、ふるいさんご回答ありがとうございました。
- 2025.11.04
- 14:27
大野香織さんに聞いた7つの質問 Part2
大野香織さんに聞いた7つの質問part2
Q1.独身時代は企業勤めで海外出張もあったと伺っていますが、陶芸の道に進まれたのは珍しいですね。ものづくりの楽しさに気づいたのはいつ頃ですか?
A.小さい頃からいつも手を動かしていました、みたいなストーリーじゃなくて恐縮なのですが、ものづくりって素晴らしいと思ったのは、会社員時代です。ひとつの機械を発案し、設計者、工場、デザイナー、営業みんなで作り上げる一連のプロセスに携わったときでした。試作を重ね、いろんな課題を克服して我が子のような作品が世に出る喜びに、ものづくりの原点を知ったと思います。
その後陶芸と出会って、デザインして作ることからお客様に届けるところまで、全部自分でできるところにハマってしまいました。
∴そうだったのですね。会社員時代がターニングポイントだったとは、 本当に大切な原点だと思います。 陶芸は試作と検証を重ね、最後まで自らの手で向き合うからこそ、一つひとつの器に作り手の想いや個性が深く宿るのですね。 その過程すべてを楽しめるのは、情熱と探究心あってこそ。 もの作りが苦手な私には、とても羨ましく尊敬できるお話でした。ありがとうございます!
Q2.ご夫婦で同業であることのメリットとデメリットを教えてください。
A. 同業のメリットは、やはりお互いの苦労や大変さのポイントを理解できることです。相手の個展に在廊してお客様に説明する時、すごい熱弁奮っています笑 デメリットは、共有する時間が長いことです。 定期的にひとりになりたいタチなので、年中朝から晩まで一緒っていうのが大変。
∴ははぁ、なるほど〜! 昔から香織さんがご主人のことをとてもリスペクトされているのを感じていましたし、お互いが“いちばんのファン”同士のように私の目には映っています。
作風こそ違えど、二人三脚で歩んでこられたんだなぁと感じます。 ずっと前からお聞きしたかった質問だったので、今回伺えて本当に嬉しかったです。ありがとうございました♡
Q3.お茶もお着物もお料理も…そして家事全般お手のものの誰もが憧れる女性ですが、 “実はこれだけは苦手”という意外な一面がもしありましたら、教えてください。
A.片付けが苦手で、年中何かを探しています…あと、細かい作業と虫が苦手。
∴苦手なものがあると伺って、 ちょっと安心しました😊 だって、もし何でも得意で苦手が無かったら、もう宇宙人の域ですものね🤣
でも、いつもお邪魔するとどこも整っていてキチンとされているので、 お片付けもお得意なんだろうな~と思っていました。 そこは本当に意外でした! 虫は…やっぱりみんな苦手ですよね。 私は子どもの頃は平気で大好きだったのですが、いつの間にか触れなくなりました(^^;)
Q4.どんなアイテム(作品名でも可)を制作しているときが一番気分高揚しますか?
A. GAIAのシリーズは、作っていて特に幸せです。原土の匂いも好きです。名前がかおりだからですかねー
∴やっぱりな、というお答えでした。 先日、窯出しされた器をすべて見せていただいた際、 GAIA作品についてお話しされているときが、一番嬉しそうな表情だったからです。
一方で、うまく焼けなかったときにはとても悲しそうで…こちらまで胸が痛む思いでした。 GAIA作品(特に新作の「しおさい」)は歩留まりが悪く、焼成のたびに祈るようなお気持ちになること、今回あらためて心にしみわたりました。
Q5.お子さんたちがまだ小さかった頃からのお付き合いですが、お仕事よりも子育てを優先されて こられたのが印象的でした。今では年間数回の個展を開催される表舞台に立たれています。 これまでの軌跡って、ご自身でずっと思い描いて辿り着いたものですか? それとも、気づいたらここにたどり着いていた感じでしょうか?
A.前にもお話ししたかもしれませんが、これまでも10年単位で何を大事にしていきたいか、ざっくり目標立ててやってきました。そういう意味では、ある程度思い描いていたようになっている感はありますが、ここ数年発表の場が一気に広がって見える景色が変わったのは想像以上のことです。
∴前にもお尋ねしたかもですね💦 これまでの人生で、10年単位くらいで「何を大事にしていきたいか」を考えながら歩んでこられたのですね。そんなふうに長い時間をかけて、自分の道を大事に積み重ねてこられた姿勢、本当にすごいなと思います。 ここ数年で発表の場がぐっと広がって、見える景色が変わったというお話には、私も思わずわくわくしてしまいました。それを想像以上のこととして受け止め、楽しむような前向きさも、とても尊敬しています。
こうしてお話を伺うと、目標を大事にしながら歩むことや、自分の歩みを丁寧に見つめることの大切さを改めて感じます。本当に素敵なお話を聞かせていただき、ありがとうございます。大変刺激になりました😊
Q6. 今思い切り羽根をのばすために、行ってみたい場所がありましたら教えてください。
A.海!熱帯魚がたくさん見える海で一日中潜っていたいです。
∴そう言えば、以前から「海に潜るのが好き」と仰っていた香織さん。 家族で海旅行や山旅行を楽しまれている姿が目に浮かびます。 数年前にはキャンプもされていましたね⛺✨ 自然の中でのびのびと過ごされる香織さんは、本当にアクティブで魅力的。 そんな香織さんと 「一緒にアウトドアを楽しんでみたい!」というお声もお客様から よくいただきます。 いつの日か、皆さんと 自然の中でご一緒できる日が訪れますように…🌿
Q7 最後に香織さんファンの皆様に何かメッセージを♡
A. 月並みなのですが、感謝しかないです。 本当に、ここまでこの仕事を続けてこられたのは、使ってくださっている方、ファンでいてくださる皆様のおかげです。
Ivoryさんに寄せてくださる嬉しいメッセージ、個展や陶器市でのお声がけ、交流会などのイベントやSNSでの投稿などを通じて、自分の作品が皆様の日々を彩っている様子を知らせていただくことが、どれほどわたしの制作の支えになっていることでしょう。
作品に対するフィードバックがあることが、何よりの制作の励みになっています。 本当にありがとうございます。そして、これからもどうぞよろしくお願いします🙇♀️
大野香織
∴7つの質問に、真心を込めてお答えいただき、こちらこそ本当にありがとうございました。
最後のメッセージには胸が熱くなりましたね。 同じ“お料理好き”という共通点から、インスタのお弁当やお料理の投稿に共感したファンの方々と、いつの間にか素敵なコミュニティができており、 流石、香織さんのお人柄の魅力ゆえだと感じておりました。
これからも、 皆から愛される陶芸作家として、 皆から愛される器づくりを、ぜひ末永く続けていってくださいね。
- 2025.11.04
- 11:16
岩山陽平さんに聞いた7つの質問part2
岩山陽平さんに聞いた7つの質問part2
Q1. 素材(土や釉薬など)はどのように選ばれていますか?そして、何か丈夫にするために、原料に工夫をされてたりしますか?
A. 僕は電気窯で酸化焼成という焼き方で器を焼いているので、釉薬が割と素直に綺麗に仕上がるな、と考えています。
なので釉薬が綺麗に仕上がるような粘土を選び使っています。
粘土を変えるだけで、釉薬の発色も結構変わってくるので、その時に綺麗に発色したものを選んでいます。
後は1250度で焼いているので、その温度で釉薬や粘土がちゃんと焼けているか、なども考えています。 とはいえ、骨太な陶芸家の方々は、自分で山に入り原土を採ってきます。 その方々の事を想うと、頭が上がらないなぁとも感じています。 リスペクトですね!
僕は信頼ある、札幌の陶芸材料店から粘土や釉薬の原料を購入しています。 その原料を調合し釉薬を作り、粘土を数種類ブレンドしたり、江別市の粘土を調整して10%ほど加えたりなど、工夫してやっています。
僕は僕なりのやり方で、良い器になるように心がけて、素材を選んでいます。 粘土は市販の白御影土に古陶粘土と野幌のレンガ土を混ぜているので、特別な事はしていないんです。
∴軽さが魅力のmarbleシリーズ。
中でもmarble whiteボウルは毎日のように使っているのですが、シミもチップもなく長年綺麗なまま。
焼成についてもお尋ねしてみたのですが、素焼き一回、本焼き一回と特別なことは何もされていませんでした。
チップする器がダメという訳ではないのですが、日常使いにはやはり丈夫で軽くてチップしずらい器がいいなと思います。
だからこそ、marble推しです。 和食器初心者の方、お手入れが楽なので是非marbleから始めてみてはいかがでしょう? 色はベージュとスモーキーなグリーン。
どちらも和食に馴染むトーンです。 日々の食卓に心からオススメいたします。
Q.2 作品を通じて、見る人・使う人にどんな気持ちを届けたいですか?
A. 器を通して、食事に集中する時間が作れたらいいなぁと考えています。
『食』は生きる上で欠かせないもので、幸せであったりと心も豊かにしてくれます。 その時間が美しくなったり、『何を盛り付けようかな』と楽しんでもらったり。
それは人生を楽しむって事のような気がします。食は体を作り命を繋ぐもの。 その時間に、より意識を向けるきっかけになっていただけたなら嬉しいです。
∴陽平さん語録がいっぱい出てきましたね(笑) ”器を通して食事に集中する時間が作れたら…” ”食は体を作り命を繋ぐもの。” ”食は人生を楽しむこと。” どの言葉からも、陽平さんのお人柄が伝わってきて、あたたかさを感じるフレーズばかりですね。
立場は違えど、実は私もまったく同じ気持ちでいます。 器って、食事を始める一番最初の“入り口”だと思うんです。 お料理を作ったあとに手に取る最初の器。 その「入り口」に意識を向けることで、料理のモチベーションが上がったり―― それこそが、作家さんの器の力だと思っています。
作家さんの器に触れると、自然と盛り付けにも気持ちが向かいます。 「作家さんの器だから、丁寧に盛りつけよう」と思うことが本当に多いです。 逆に言えば、作家もの以外の器を使う時は、 その“想い”が少し薄れてしまうように感じることもあります。
皆さんも、そんなふうに感じたことはありませんか? だからこそ、器選びって本当に大切。 器ひとつで、暮らしへの意識まで変わってくると思うのです
Q3. お気に入りの器の使い方や、普段ご自身でも使っている作品があれば教えてください
A. マグカップは毎日使っています。 珈琲を飲んだり、お茶をのんだり、氷をいれて炭酸水をのんだり。
仕事中はずっと何かを飲んでいるので、1日中ず~っと使っています。 マグカップを朝に選ぶときは、 今日はmarble、今日は空と海、 今日はbrownなど楽しんで使っています。
また、家族の食卓では飯碗はもちろんですが、ボウルがほぼ毎日、 食卓に登場します。 三色丼やラーメン、サラダや肉団子などなど。 妻がボウルを好んで使っているので、我が家では№1の登場率です。 今回の個展では初めての釉薬の組み合わせでボウルを作ってみました。 渋みボウルとなった今回、それも楽しんで頂けたなら嬉しいです。
∴なんと!我が家でもボウル、ほぼ毎日登場しています。
底が広めなので、いろんな使い方ができてとっても重宝。 丼もの、麺、洋風パスタまで、全部この器に入れてます(笑)
今回新登場の「渋みボウル」は、第一印象で「韓国料理が映えそう!」と思いました。 秋冬はスンドゥブを入れたらぴったりの雰囲気です😊
今日のpicは、明日UP予定のスープマグ。 WEB個展のお話が出たタイミングで、陽平さんに「具だくさんスープが入るマグを作っていただけますか?」とリクエストしていました。 marble whiteで作っていただけて、本当に感激です。
長い夏が終わると、すぐに冬が来るこの頃(笑) このマグが大活躍しそうな予感です。
Q4. 他のジャンル(料理、音楽、建築、旅など)から影響を受けているものはありますか?
A. 少し前の話ですが、魔法や剣、モンスターが登場するようなファンタジー小説に強く影響を受けていました。頭の中に自分だけの世界をつくって、白の王国、黒の王国、森の世界、海の世界…そんな場所をイメージしながら器をつくっていたんです。
最近では、YouTubeで「ブッダの教え」を聴いたりして、自分自身と深く向き合うようになりました。
そこから、器をただ「形や見た目」で捉えるだけでなく、「どんな想いでつくるか」といった内面的な部分も大事にするようになりました。 とはいえ、あまり大げさなことを考えているわけではなくて、いま作る楽しさを感じたり、使う人が少しでも豊かな気持ちになってくれたらうれしいな、というシンプルな気持ちで作っています。
∴なるほど。。インスピレーションは 色々な所から影響を受けていらっしゃったのですね! 感受性強い陽平さんらしいご回答だなと思いました^^
魔法やモンスターが登場するファンタジー小説に影響を受けていたというお話、まるで絵本の中を旅しているような気分になりました。 器の形や色の背景に、そんな世界があるなんて…想像するだけで楽しくなります。
そして今は、自分と向き合う時間を大切にされながら、器に込める想いにも変化があるとのこと。
“どんな気持ちでつくるか”を意識されている姿がとても素敵で、私自身も日々の暮らしや選ぶものに、もう少し丁寧に心を向けてみたくなりました。
器って、見た目の美しさだけでなく、作り手の想いや背景も含めて“使う人の心を豊かにするもの”なんだと、あらためて感じました。 それだから、個人作家さんの器って 掛け替えのない賜物なのですね!
Q5. 将来的に、どんな作品を作っていきたいと考えていますか?
A. これまでは、整ったフォルムのシンプルな食の器を中心に作ってきました。綺麗で、揃っていて、余白を感じるようなものです。
それをやめる、というわけではないのですが、そのニュアンスは残しつつも、これからはもう少し色や形を自由に楽しんだり、「自分はこれだ!」と決めすぎずに、バランスを取りながら柔軟に作っていけたらと思っています。
花器や壺など、大きな作品にも挑戦してみたいですね。今までよりスケールのある表現もやってみたくなってきていて、少しずつ実験しています。
∴確かに最近の作風は少し違ってきているなぁと感じていますが、その背景にはそのような想いがあったのですね! とても素敵なお考えだと思います✨
これまでの整った美しさや余白を大切にした世界観も本当に魅力的ですが、そこに新たな自由さや広がりが加わるなんて…ますます作品から目が離せません😊
花器や壺などの大きな作品も、どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。 実験の途中のものも、きっとすでに美しいのだろうなと想像しています! marble の旅はこれからも続いていくのですね🍃
Q6. 先日札幌でお会いした時に「ロンドンで個展がしたい」とおっしゃっていましたがその理由を教えていただけますか?
A. が陶芸の師匠橋本忍 さんのもとにアシスタントとし入ったとき、最初に「夢はあるの?」と聞かれたんです。
そのとき咄嗟に出た言葉が、 『イギリスで個展がしたい』でした。 ちょうどその頃、イギリスの本を読んでいたり、イギリス国旗の靴を履いていたりして、何となくイギリスが頭にあったんだと思います。
でも本当に、ほぼ直感でした。 それでも、その時の直感がずっと自分の中に残っていて、 「もしそれが本当に叶ったら、 人生って面白いな」と思うんです。 いつか必ず海外で挑戦したいという気持ちもあるので、この夢は本気で叶えたいと思っています。
∴素敵な意気込みですね! 海外へのあこがれ。若いからこそだと思いますし、それを実現できるための準備に費やす時間もたっぷりある。 だからこそ、力強い口調で言えるんだなと。ちょっとうらやましくなりました。
最近、陽平さんの作品が海外のギャラリーでも取り扱われているそうで、 ノリにノッてる陽平さん✨ 実は私も、ひそかにイギリスが好きで、またいつか訪れたいと願っているひとり。
というか、イギリスには何かとご縁があるようで、人生で初めてのひとり暮らし&自炊を経験したのがロンドンだったり、以前イタリア食材の輸入事業をしてた頃現地スタッフとしてサポートしてくれていたクレアーと出会ったのもロンドンでした。
そういえば、陽平さんの師匠橋本忍さんが、ロンドンのKing's Road(ちょっと記憶が曖昧ですが…)で個展をされたとき、 ちょうど私もプライベートで渡英していて、会場まで足を運んだ思い出もあります。 もし陽平さんがロンドンで個展をされたら、きっとまた追いかけて行っちゃうかもしれません。 (推し活で!笑) ぜひぜひ、夢を叶えていただきたいです(懇願🙏)
Q7. 筋トレは今後も続けていかれますか?(笑)
A. はい、続けます(笑) …と言いたいところなんですが、最近は制作が忙しくて、実はもう2週間くらいサボっています。ちょっと焦ってます(笑)。
でも、僕の陶芸スタイルだと、運動不足になりがちなので、「一生作り続けるための身体づくり」は大事だと思っています。 無理せず、でも長く続けていきたいです
∴前にお会いしたときより、先日ずいぶんムキッとされていたな… と思ってお尋ねしたらやはり筋トレを頑張っていらっしゃるとのことで最後の質問はコレにさせて頂きました。
筋トレって、どうしても三日坊主になりがちで…(だって辛いですもの😣) 私も以前はDVDを見ながら毎日頑張っていた時期がありましたが、今は週1のフィットネスで、 ちょこっと動かす程度になってしまいました💦
でも、陽平さんはかなり長く継続されているので、たった2週間空いたくらいでは体力は全然落ちていないと思います。 筋力を鍛えるだけでなく、「一生作り続けるための身体づくり」として筋トレに取り組まれているなんて、ビジョンがあって本当に素敵です。
身体が資本ですから、無理なく、楽しく続けていっていただけたらと陰ながら応援いております^^
以上、ご回答ありがとうございました。
- 2025.08.07
- 10:59
若生紗耶香さんに聞いた7つの質問
若生紗耶香さんに聞いた7つの質問
Q1. お生まれとお育ちはどちらですか?
A. 生まれは兵庫県神戸市で、小中高は尼崎市で過ごしました。
Q2. アートに目覚めたのはいつ頃ですか?
A. 物心がついた頃からモノを作ることは好きだったと 思います。
絵を描いたり、おもむろに鳥小屋を作ってみたり… (鳥は飼っていません笑)
進路を考える高校生の時、将来は漠然と何かを作っている自分の姿が自然に想像できました。 その何かを探している中で見た陶芸の職人さんが、ろくろを挽く姿が衝撃的で、 手先の動きだけでみるみる粘土の形が変わる面白さに一目惚れをして今に至ります。
作ることに惹かれモノづくりに興味をもちましたが、美しい工芸品と人の暮らしの関係性を感じていくうちに本当の意味でアートに目覚めたのかなと思います。
∴兵庫で生まれ育ち、現在も淡路島で 暮らしていらっしゃる若生さん。 先日お会いした際、親しみのある関西弁がとても印象的だったことを思い出しました。
ものづくりが大好きで、小さい頃からその憧れをずっと大切にされてきた姿勢、本当に素敵ですね。 そして何より、 その感性を表現する“道具”や スタイルが、今も変わらずに 一貫しているところに 深い魅力を感じます。
Q3. もし作家になっていなかったら、今頃何をしていると思いますか?
A. ん~…、飴細工の職人さんですかね。
手仕事からは離れられないみたいです(笑)
小さい頃に夏祭りの屋台で見た職人さんがその場で要望に合わせて作り、飴細工を受け取る方々の笑顔が何だか素敵だなと思ったのを覚えています。
わくわくした気持ちをお渡しできる技術に憧れていたのですが、それは今の制作への向き合い方にも繋がっていますね。
∴本当にブレないんですね(笑)お客さまの目の前で、要望に応えて飴細工を作る職人さんが原点だったなんて! 「わくわくした気持ちを届ける技術」、今のお仕事にもちゃんとつながっていて、作品からもすごく伝わってきます^^
私もつい先日、素敵なお仕事だなぁと感動した出来事がありました。 あるシンガーソングライターの方が、ライブでお客さんからメッセージを集めて、それを5分くらい黙読して即興で歌にして届けてくれるステージ。胸が熱くなりました。
陶芸でも、目の前でお客さんの“欲しいカタチ”を作り上げるって、きっとできるんでしょうね。 そんなお仕事、ほんとにリスペクトです! そう言えばこの間、淡路島の工房で、私たちの「こんな器が欲しい!」って話を4時間も(笑)じっくり聞いてくださって、今回のWEB展に反映してもらえたことにも改めて感動しました。 若生さんのヒアリング力すごすぎます。ますますリスペクトです。
Q4. 今回の展示会で一番思い入れのある作品はどちらになりますか?
A. 釉薬や技法を試作しながら作った作品全てにもちろん愛着はありますが、今回調合した藍白(あいじろ)釉のシリーズは私の中で新しい挑戦でした。
シンプルで料理を引き立てることを意識して制作に向き合い実用性を考えました。 自然な釉の景色を楽しみながら日々気軽に使ってもらえると嬉しいです。
∴やはり新作は生まれたばかりの子供のように愛おしい感覚なのでしょうね。
写真ではなかなか伝わりにくい色味ですが、実際に手に取っていただくと、その奥行きのある美しさを感じていただけるはず...と思っています。
また、裏面や側面に施された白色、そして斜めに入った(鎬ではない)縞模様にも心を奪われました。 落ち着いたトーンのため、お料理も肩肘張らずに盛り付けられるところもツボですし、フォークやナイフでガシガシ使えるタフな質感も◎ あと、電子レンジや食洗機にも対応しているし、重さも気にならない所も気に入っています。
三拍子揃った器たち、お陰様で私も毎日楽しみながら愛用させていただいています^^
Q5. この仕事をしていて、これまでで一番印象に残った 出来事はどんな事ですか?
A. 弟子入りをして一年が経った頃、 初めてクラフトイベントに出店しました。 私の作った作品にお金を出して欲しいと思ってもらえるのかな…と不安の中、『こんな素敵な器を作ってくれてありがとう』とお客さまに言っていただきました。
感謝は私の方なのに凄く嬉しくて。 その時に作った器が誰かの暮らしの一部になるという事を実感し、使っていただく方にとってどんなモノが良いのかを第一に心掛けるようになりました。
∴まぁなんて素晴らしいエピソードなのでしょう。 独立への、記念すべき第一歩という印象を受けました。忘れることが出来ない瞬間ですね!
陶芸歴10年と伺いましたが、そのときのことを時折思い出し、ご自身を鼓舞していらっしゃるのでしょうね。 使い手あっての仕事ですので、私も同様に、初心に立ち返り、お客様から寄せられたお言葉に浸る時間を持つことがあります。
私たちがしているのは”夢を届ける仕事”と思います。 食事をいただく道具を売っている事に相違ないのですが、道具ならば、量産品で済むはずなのに、わざわざ手仕事の器を選んで買ってくださるのですから。 いつまでも、お客様の夢に寄り添ってお仕事出来るといいですよね。
Q6. お休みの日は何をして過ごしていらっしゃいますか?
A. 友人と美味しい食事をしに出掛けたり、自然のある静かな場所 が好きなので、海をぼーっと眺めたりまったりしている事も多いです。
まとまった休みがつくれる時には海外でバックパッキングをして各国の文化を直接肌で感じたいです。 円安が早く落ち着くことを願っています…。
∴一番最初に若生さんにお会いしたときに抱いた印象は、「なんて透明感のある方なのだろう……」というものでした。 そしてご一緒に過ごした数時間の中で、その印象はますます強くなっていったことを、今でも鮮明に覚えています。
たとえば、お家の目の前の海で釣りをされて、その魚をさばいて召し上がっているお話を伺ったり、町一番の美味しい海鮮丼のお店に連れて行ってくださったり、 最後には夕日が美しい絶景スポットにもご案内いただいたり……。 ご自身が日々楽しまれていることをオープンにお話しくださり、自然体でいらっしゃる姿がとても嬉しく、印象的でした。
大好きだというヨーグルトラッシー(笑)までご馳走になり、飾らないお人柄にますます惹かれました。 またお会いしたい、と思わせてくださる本当に魅力的な方です。
「また来年も淡路島に遊びに行かせてください」とお伝えしました。 今度バックパッキング旅のお話も伺いたいと思います。 ほんと、早く円安解消されて為替を気にせずに、また自由に飛び回れる日が来るといいですよね❢
Q7. 自身の作品作りで最も大切にしている信念があれば教えてください。
A. 頭の中で作りたい器を想像するとき、料理の盛り付けまで考えながら釉薬や形を考えるようにしています。 そこからさらに食卓の空間にズームアウトして、楽しい食事の時間に馴染む様子が想像できると思えたものを形にするようにしています。
好きの感覚を身近に置かれている方々の暮らしに少しお邪魔するので、心地よさを感じてもらえるようなものづくりにこれからも励んでいきたいです。
∴素晴らしいですね! 盛りつける料理や食卓の風景まで思い描きながら器をかたちづくっている、というお話にじんときてしまいました。 実際に作品に触れると、その想像の深さや温かさがちゃんと伝わってきて、なんだか心がふっと緩むような感覚になります。
そして、実際に盛りつけてみると、不思議とその料理の完成度も器のお陰で高いものとなります。 そう、ジブンでジブンを褒められる…そんな一品が出来上がるのです。
日々の暮らしをやさしく見つめている作家さんならではの、繊細なまなざしと洞察力に改めて感動しています。 そんな器たちと出会えたことが、今とても嬉しいですし、これからも、どんな作品が生まれてくるのか…楽しみでなりません。
- 2025.05.13
- 10:17
水野幸一さんに聞いた7つの質問
水野幸一さんに聞いた7つの質問
Q1. アートに目覚めたのは何歳の時ですか?
A. モノづくりは子供の頃から好きだったのですが、アートに目覚めたのは高校2年の頃。
「将来何になろうかなぁ」って考え出した頃にモノづくりして暮らして行けたら良いなぁって思ってました。
∴高校生の頃からアーティストを目指してて、その夢を叶えてしまうなんてステキすぎですね。
ある時は陶芸作家
ある時はデザイナー
そしてある時は
パティシエ(笑
何でもできる器用な水野さん)
水野さんに憧れる同業の作家さんも沢山いらっしゃる事を存じてます。
人気の秘密は陶芸の技術だけじゃなくその"人間力"のすばらしさではないかと。
もう15年くらいのお付き合いですが、これまでに水野さんの人脈の広さに驚愕する事がしばしばありましたご縁って見えない糸で繋がっているものなんだぁと何度思った事でしょう。
Q2. 大人気「銅彩釉」シリーズが誕生するまでの秘話があれば教えて下さい
A. 銅彩釉ですが、ルーシーリーのメタリックな釉薬のレシピを図録で見つけて興味を持ってたのですが、実はヒントをくれたのは当時僕の工房にお手伝いに来てくれてた@fu.chieko (藤田千絵子)さんが試しに僕の窯で焼いてくださいって持ってきたテストピースのレシピも参考にさせていただきました。
(藤田さん 覚えてるかなぁ笑)
∴な、なんと!
このお話聞いたときに..
驚愕のあまりトリハダが笑とてもセンシティブな経緯なので、一応藤田さんにも確認入れて下さいとのお師匠様のお気遣いもありご本人にお電話してお話伺いpostの旨許可をいただきました~
万一銅彩釉のテストピースレシピを藤田さんが持ってこなかったらもしかしたら…と考えると興奮してしまった私です。
そして水野さんは「以前はずっと白磁の器ばかり作っていたので僕にとっても良い転機となりました♡」とも。
確か、私が初めてお会いした時に銅彩釉を始められたばかりだとおっしゃってたのを思い出しました!
当時は白い器がブームだったのでこの銅彩と出逢った時は衝撃的だったのを覚えています(嗚呼なつかしい)。
Q3. 作品が出来るまでの流れで一番楽しい(好きな)工程は?
A. 陶芸はいろんなプロセスがありますが、僕はロクロし終わって生乾きのタイミングで削りをして「カタチ」が整っていくタイミングが一番好きです。
∴そうなのですね...
私も以前陶芸教室に通っていた時に、好きな工程は削りできたから共感してしまいました!
でもあまり削り過ぎると底に穴空きますし(笑)
加減が非常な難しいですよね。
なので、あんなに薄くて軽い作品(ギリギリまで攻める作品)が作れる水野さんのことを いつも尊敬している私です^^
Q4. これまでに一番苦労して制作した作品は何になりますか?
A. 一番苦労した(今だにしてますが)やはり白磁の器はなかなか自分が納得出来る作品に辿り着かないです。
∴水野さんがおっしゃるように、私もこれまでに「うつわ作りで最も白磁が難しい…」というお話を良く耳にしてきました。
まず、焼成前の窯の中に、何か少しでも不純物が入ると失敗するので気を付けないとならないようです。
また、シンプルなので独自の特徴を出すのが難しく、質感×艶感、透け感、フォルムだけで勝負しないとなりません。
他の陶器と比べて表現できる範囲が狭い分、なかなか思い描いているものに辿り着けない”もどかしさ”みたいな物があるのかもしれませんね。
そう言えば水野さんの白磁と言うと忘れられない想い出があります。
10年ほど前、2年間だけリアル出店させて頂き、今でも大変お世話になっている 東京・国立市にある韓国料理のお店@tamacafe_kunitachi さん
書家 #国分佳代さんのお声掛けでカフェ立ち上げのメンバーに入れさせていただいて、食器やカトラリー類を担当させて頂きました。
木の器が大好きな店主さんたちのご要望で、トレーは @tsukinowa_tomo さんのさざ波プレートウォルナットを器類は #奥田章 さん #大野香織 さん #藤田千絵子 さん #橋本忍 さんの作品をスプーン類は #後藤文生 さん と#甲斐のぶお工房 さんの品を
店内のリフォームと総合プロデュースは、#こいずみ道具店 の #小泉誠氏 が手掛けられたのですが、小泉さんとkoichi_potter さんがもともとお知り合いという事もあり、各テーブルのランプシェードには水野さんの白磁作品(厳密に言うと、お茶碗を逆向きにしたもの)が採用されることに。
多くのクリエーターさんたちが携わるtamacafeさんは2014年3月にグランドオープンの日を迎えました
当日の朝感動したのは、水野さんが土岐から車で駆けつけてくださったこと。
お祝いにいくつか白磁作品を持参されて♡
その器たちの美しさと言ったら溜息もんでした~
噂通り、光にあてるとシースルーになる透け感のある繊細な白磁作品だったのです。
またいつか機会があったらあのシースルーな白磁を拝見したいです♡
<国立tamacafeさん情報>
東京都国立市東2丁目25-8
JR国立駅
お料理もスウィーツも絶品です。
∴私のお気に入りは参鶏湯、ビビンバ、海鮮スンドゥブ。
水野さんのランプシェードを眺めながらお食事楽しみませんか?
大学通りはもうすぐ桜が咲き始める頃、お散歩がてら是非お出かけください♪
Q5. お料理もお上手でいらっしゃるのですが一番好きなジャンルは何ですか?
A. すっかりスイーツばかり作ってる陶芸家みたいになってますが、実はメンチカツを揚げるのが大好きです。

Q6タルトを焼くことが趣味のようですが 何がきっかけだったのでしょうか?
A. 「スイーツバカなので甘い物全般に好きなのですが、コロナ禍が始まった頃ケーキ屋さんも休業されてるお店が多かったので、自分で作り始めたのがきっかけでした。」
∴やはり、水野さんにはこの2つの質問は外せないかなーと思いお尋ねしました^^
インスタグラム拝見するとケーキは然ることながら、お料理も盛り付けもすっごくお上手で女顔負け…な気持ちになります。
しかしながら本命はメンチカツだったんですね~笑
次回工房に行くときはメンチカツをおしゃれにコーデしたテーブルを演出してみたいと思います。
タルトを作り始めた切欠も教えていただき有難うございますコロナの時は休業されているお店多かったですものね!
でも自分でタルト焼いてみようかな..なんて思われた事素晴らしいと思います(私は全く考えませんでしたから..女顔負けagain笑)。
先日いただいたお手製タルトは甘さも控え目でとっても美味しかったです(皆さんにもお裾分けしたかった~♡)
その時に、アーモンドプードルやガナッシュの材料のコダワリについて熱く語っていらしたのがとても印象的でした。
インスタでずっと美味しそうだなぁと眺めていたあのタルトに恋焦がれいつか工房で頂けることがあるなら..と夢見ていました。
そして、数年越しにその夢が叶い、おまけにweb展もさせて貰えて感無量です!
Q7. 陶芸家になっていなかったら今頃何をしていたでしょうか?
A. 陶芸家になっていなかったら、車のデザイナー、お寿司屋さん、お蕎麦屋さんになってみたかったです。
∴選択肢も多くて流石感性豊かで多才な水野さんらしい回答だと頷いてしまいました。
けれどお話が面白いから、勝手ながら”噺家さん”にもなれそうな気がするのは私だけでしょうか......
以上、水野さんご回答ありがとうございました。
- 2024.04.09
- 14:33
小野俊さんに聞いた12の質問
小野俊さんに聞いた12の質問
Q1. 出身は長野と伺っていますが、お生まれも長野ですか?
はい、生まれも育ちも長野県です。
Q2. 小さいときはどんな子供でしたか?
田舎なので自然を相手に遊んでいました。民藝や古い建物、仏像などに興味があり写真撮影したりしていました。
Q3. 学校での得意科目は?
美術
Q4. 血液型と星座は?
O型、かに座
Q5. 陶芸家になろうと思ったきっかけは?
ファッション、デザインの仕事をしてきたので、ものづくりに関わる仕事をしていきたいと常々思っていました。
両親が趣味で陶芸をやっていた為、陶芸に触れる機会が多くあり自分の手でものを作り上げることの楽しさを知り、この先も陶芸に携わりたいという強い思いから今に至ります。
Q6. 今作ってみたいと思う作品はありますか?
普遍的なもの、長く愛されるような器を作っていきたい。大物の花器なども制作したいですね。
Q7. どんな方に使って貰いたいですか?
一日一日を楽しむ心を持った方々に自身の分身でもある器を楽しんでいただきたい。自分自身もまたそういったお客さまと触れ合う事で成長していきたい。
小野さんの回答を拝見して益々お仕事への情熱と誠実なお人柄を感じました。陶芸の道に進まれたのはやはりご両親の影響があったのですね。作品を分身と思っていらっしゃる所にも感動しました。いつか小野さんの大物の作品(花器)を見てみたいです。
【2023年3月小野俊展】
Q8. 2つの新シリーズについてどんな思い入れがあるか教えてください。
見入る程に味わい深く一言では表現できない色その場所に佇んでいたかのような趣のある表情。
いき過ぎたテクスチャではなく上品でシンプルな中に表情が見え隠れするような釉薬、そんな想いを2つの色に表現したのが「白珠釉」と「銅寂釉」です。
予想通りの熱い想いと愛を感じるコメントに感動です♡
リリースする前にお使いくださる方が困らないようにしたい。と一度お電話で相談を受けたのですが「おもてなしの時だけでなく普段使いにも使って頂きたい。」と熱く語られていらしたのが印象的でした。
その後研究を重ね、撥水力のある仕上がりのものをこのweb展に間に合うように準備してくださいました。
作風から感じ取れることは完璧主義でいらっしゃることも然ることながらご自身が作りたいと思う器をただ作るのだけではなく『本当にお客様に喜ばれるもの』を作りたい方なんだな~と。
お客様ファーストだからこそ沢山のファンがいらっしゃるのだと確信しました私も自宅でかなりヘビロテしていますだって収納力も抜群でお料理がすごく映えるんですもの。
Q9. 制作中、特に苦労した点、裏話などありましたら教えてください。
テストピースで思い描く色に出会えても実際の器に施釉するとその色が褪せてしまうことの連続。
その中で自身が信じていたものが変化したりもします。そんな時は手を休め表現や思考の整理を行うようにしています。
なんていうか、とてもキュッと胸が痛む感覚になりました。
本命の色に出会うまで諦めない。
いえ、諦めていたら作品は生まれない。
そう思うと、これはもうモノではなく、息をしたイノチを扱う仕事なんだと思ってしまいました。
私たちは完成形のものと初めて対面して、それを「わぁ~い新作だぁカッコいい〜」みたいな気持ちで、当たり前のようにお迎えしているだけですが、手にするまでの道のりは計り知れないほどの長さだったりすることを、小野さんのコメントから推察することができます。
作り手の方なら、きっとウンウンとうなずいていらっしゃることでしょう。
「テストピース」という響き、なんだかとっても幸せな響き(ピースだから笑)ですが、きっと作家さんにとっては、すごい重みがあって、時に苦しいものでもあるのでしょうね。
窯出しをしたテストピースを見て、「違う!私が作りたいのはコレじゃないんだ」と、百万回繰り返して、ようやく納得のいく色が出来上がる。
どれだけストイックなことをされてるんでしょうか❣アスリートが日々筋トレをして、やっと理想のボディを完成させるくらい大変なことなのではないのかなぁと。
↑たとえがあまりにもヘンですけれど😅
今回の白珠釉と銅寂釉(他の定番の釉薬もですが)は、長い物語を経て生まれてきたものであること、その背景も感じながら、皆様に愛用してもらえたら嬉しく思います。
Q10. ご自宅でヘビロテして使っている作品は何になりますか?
・蓋物
自身の原点とも言える『蓋物』は妻が飴やチョコレートを入れておいてくれるので日常の中で使う頻度の高い器です。
蓋を開けるときの小さなワクワク感
そんな想いを感じられる蓋物が一番のヘビロテ作品です。
・オーバルプレート&フラットプレート
食卓には複数の料理が並ぶことが多いのでオーバルプレートは副菜などを盛りつけたり取り皿としても重宝しています。
フラットプレートはワンプレートで盛り付ける時によく使います。
最近では妻がビリヤニを作るのでビリヤニをメインに副菜を数種類盛り付けて完成。
様々な盛り付けを楽しむことのできる器と思います。
蓋物とオーバル、フラットプレートがヘビロテだったのですね。
愛する旦那さまにスウィーツやお料理(個人的にビリヤニに興味津々笑)を沢山用意してくれてるなんて!素晴らしい奥様ですよね。
実はこのweb展が始まるときにご挨拶のメッセージまで頂いて感動しました。
奥様のサポートもあり幸せな気持ちでこのweb展に臨みました。
大感謝です。
Q11. 一番クリエイティブになれる時間帯は何時頃ですか?
特に決まった時間帯というのはありませんが、1日のどこかで散歩をするようにしています。
作業をしていると、そればかりに没頭しなかなか考える時間がないので、街の中に身を置くことで意識的に思考する時間を確保するようにしています。
歩いている最中にアイデアが出ることが多く、頭の中の整理をする大切な時間だと感じています。
なるほど、お散歩中にアイデアが閃くのですね!作家さんはずっと工房に引きこもることが多いので、気分転換が必要なのでしょうね。
これは主観ですが、女性アーティストさんには自然から刺激を吸収する作り手さんが多く、男性は街の中の何かオブジなどからインスピレーションを受けるという方が多いように思います。
面白いですね^^
Q12. 自身の陶芸に対する信念、ポリシーなど教えて頂けますか?
毎日朝が来て思うことは“今に集中”するです。
目の前のことに真面目に向き合うことで大きな目標へ向かえると考えています。
新しいデザインの器を考える際は、頭の中にあるイメージを試作品として形に起こし、その中で盛り付けのイメージが湧くものだけを作品としてブラッシュアップしていきます。
使うことが楽しくなり気分が高揚する、そんな作品を作りたいと想いながら日々、陶芸に向き合っています。
いつもの日常に特別という彩りを加える。心が躍ったり和んだり、そんな想いを器を通して感じていただきたいと思っています。
小野さんのご回答を拝見していて、「今に集中」というポリシーに感動しました。ものづくりの世界は一足飛びのものは無いですから、今に集中することが一番大事なんですよね。それを長い時間かけて積み上げていくことで理想の作品と出逢えるようになる。そんな陶芸界の厳しさを感じます。
私が小野さんに対する印象は、「誠実」「責任感」「自分に厳しい」。この3つが挙げられます。絶対に一度約束したことは守ってくださいますし、また、納品そろそろかなぁと気にしていると、小野さんのほうから連絡してくださったり。とてもお気配りのできる方♡
数年前にこんなエピソードがありました。
入荷したばかりの黒鉄釉ポットの蓋の部分に不具合があるように感じたので、メールで問い合わせしたことがありました。そうしたら、速攻でお電話頂き(対応が早すぎて大ビックリ)。
「どのような状況ですか?何度も確認したので不具合などは無いはずですが、万一の場合はすぐに交換します」と。
その時(なんて責任感の強い方なんだろう・・)と思いました。結局そのポットには不具合などは何もなく、私の思い込みだったわけなのですが、あの時はお騒がせしちゃったなぁ。でもすごく親切な対応だったなぁと感動しました。
そしてご回答の中で嬉しかったのはIVORYのコンセプトと被る所です。「いつもの日常をスペシャルな1日に」。実は私もそんな気持ちで日々SNSやHPを更新しておりますから、小野さんの想いも同じ何だな〜って。
以上、小野さんご回答ありがとうございました。
- 2024.04.09
- 12:11
島村ナナさんに聞いた7つの質問
島村ナナさんに聞いた7つの質問
Q1. お生まれとお育ちはどちらですか?
A. 熊本県熊本市出身です。
Q2. アートに目覚めたのはいつ頃ですか?
A. 幼稚園児だった頃です。
おままごとに使うお皿を自分で作りたいと思い、当時乗り回していたおもちゃの車(プラスチック製で座席の下が入れ物になっている)の中に、柔らかい石
(今思えば煉瓦の破片など)を集めて来てはコンクリートの階段でこすって少しずつ粉を貯め、ある程度たまったら水で練り器の形にしていました。
でも 粉が少量しかとれず、器はすごく小さなものしかできず、焼いていないのですぐに崩れました。
その時に、お皿ってどうして壊れないのだろう?というのが一番最初のきっかけでした。
∴子供の頃のお遊びでもう器を作っていらしたなんて ビックリですね!
やっぱり陶芸の道に進むために生まれてきたとしか思えないルーツ
「お皿ってどうして崩れないの?」
と疑問に思うところが原点。
ナナさんは小さい時から探求心の塊だったんですね!
素晴らしいです✨✨
Q3. もし作家さんになっていなかったら今頃何をしていたでしょうか?
A. 高校生の頃は絵画で進学しようと思っていたので美術関係の方か、もしくは歴史が好きなので、考古学の方に進みたいとも思っておりました。
中学生の頃近所でよく遺跡の発掘調査が行われていて興味を持ち、時々参加させていただいていたのですが
見つけた破片に作った人の指紋が残っているのを見た時に、これを作った人はもういないのに、作った手あとが残っている
なんとも言えない不思議な感覚に感激と感動で鳥肌が立ちました。
その頃から歴史に携わる仕事をしたいと思うようになりましたが、今では私が「つくる人」になっております。
∴考古学や歴史にもご興味があったのですね。
コメント拝見していたら、ナナさんらしいなぁ と思いました。
いつも作品を納品してくださるとき、美しい便箋に作品1つ1つの説明文を丁寧に添えてくださるのですが、作品への愛情は然ることながら
自然界すべての愛を感じる文面が綴られていてそれにひどく感動しています。
作家さんのお仕事ってほんとに素敵ですね!
自分がいなくなってもどこかで作品が生きてる、そんなお仕事されているのですから。
Q4. これまでで一番印象に残った 出来事は何ですか?
A. まだ学生の頃、大変感動したことがあるのですが、焼き物の学校に通い、初めてろくろでひいた作品を初めて窯だしした日のことです。
今は私は磁器を作っておりますが、学校ではろくろの授業でまずは土物(陶器)から習い始めました。
初めてろくろで作った作品を窯だしする日。
どんな風に焼き上がるのかなと冷ますために蓋を開けた窯の周りをワクワクしながらウロウロしていた時に
聞いたことのない小さな美しい音に気づきました。
先生に尋ねるとそれは製品に陥入が入っている音だよと教えてくださいました。
「ピンピン」「チンチン」というような小さな音ですが一斉に聞こえてきて本当に美しくて初めて窯出ししする感激もあり
今でも忘れられない事のひとつになっております
∴ナナさんの焼き物人生が始まった日の想い出を温かいお言葉で教えていただきました。
焼成時に器が奏でる音聴いてみたいです。
Q5. 今回の展示会で一番思い入れのある作品はどちらになりますか?
A. すべてそれぞれに製作したときの気持ち思いが等しくあるので迷ってしまいますが、小さな作品になればなるほど難しいため無事に完成したときには
とても嬉しくなります。
例えば 雪の結晶箸置きやミニ土鍋形蓋物、梅紋様細長豆皿です。
雪の結晶紋様箸置きは繊細な形の上、焼き上がるまでは脆いので窯に入るまでに割れてしまったり、ほんの少しの振動で角がとれてしまったりと
気が抜けない作品です。
しかも 少しずつ形を削り出す際など力加減が難しく繊細な作業が続きます。
その後仕上げなどを経て無事に窯づめして無事に窯出しできた時には、本当に嬉しくなります。
小さな物=簡単と思っておりましたが、実は小さな物ほど力加減が難しかったり細かい作業で大変だったりと、決して簡単ではないのだということがよくわかりました。
絵付けやろくろでの成形も同じで小さな物ほど筆のタッチの加減が難しく、慣れない時には緊張して手が震えたりしておりました。
ミニ土鍋形蓋物の小鳥たちを描く際には目を描く事が難しかったです。
小さいけれど自分が思っている表情になるよう思う位置に目を入れなければいけないのですが、小さいとやはり緊張して手が震えてしまいます。
でも 思い通りの表情がきまった時には、本当に嬉しくなります。
∴〜大きいものより小さな物の方が難しい〜
素人からすると大きな物のほうが難しそうだというイメージがあるのですが、陶芸の世界は違うのかもしれませんね。
それなのにナナさんはミニサイズの器に沢山チャレンジされていらっしゃいます。
驚愕したことがあるのですが、今回出品して下さった中で私の最もお気に入りの作品が雪の結晶箸置きとミニ土鍋型蓋物だったので、これまたビンゴ!って思ってしまいました^^
小さな器にはナナさんの大きくて熱い想いが詰まっていて沢山は作れないからこそ価値があるので、今回ご縁がありました方にはいつまでも可愛がっていただけたら嬉しいです。
Q6. お休みの日は何をして過ごしていらっしゃいますか?
A. なかなか決まった日に休みを取ることができないのですが、大きなイベントや展示会が終わった後に少し休みます。
展示会前はなかなか家の事ができなくなるので、休みの日にはまずは家の事をします。
それが終わったらこれから作りたいと思っている物について技法を調べたり、モチーフのスケッチをしたり、図書館に調べ物をしに行ったりします。
また、私は自然が大好きなのですが、有田町はまだまだ沢山の自然が残っており散策してまわるのにとてもよいところです。
景色を見ながら季節の山野草を見つけたり、野鳥の声を聞いたりしてリラックスします。
始めてみる植物や鳥を見つけたら家に帰って図鑑で調べるのも楽しみです。
そして、自分が描きたい作りたいと思っている作品のためのスケッチの時間にしたりもします。
自然の中で出来る一瞬の風景に出会ったときは本当に感動します。
∴作り手さんたちあるあるでなかなか決まったルーティンでお休みが取れないと聞いておりますが、ナナさんも例外ではなかったのですね。
ゴールデンウィークは有田陶器市がありますし、それ以外にも細かい企画展があるとほんとに休みなく制作に追われる日々だと推察しています。
それでもお休みの日は家事以外の「自分の好きなこと」をされていらっしゃるのですね。
自然の中で多くのインスピレーションを吸収してそれを制作に反映させていらっしゃるのでしょうね。
これからの新作も楽しみでなりません。
Q7. 自身の作品作りで最も大切にしているコト、信念があれば教えてください。
A. 作品を使ってくださる人の事を考えながら楽しい気持ちを込め丁寧に作ること・新しい事にもチャレンジすること・心身をととのえることです。
私の作品を使って下さる方が楽しい気持ちで末長く使って下さったらいいなぁ…、その為には自分も楽しい気持ちを込めながら丁寧に作ろうと思います。
でも人間なのでいつも楽しく元気でいることが難しい時もあります。
そのような時に作った作品は、なぜだか窯に入る前に割れたりひびが入ったりして壊れてしまう事が多いです。
そんな時作品は正直だなと思います。
そのような事にならないよう、心身を整える為に健康に気を付けるようにしています。
また 私は一つの技法に集中すると新しい事へのチャレンジが遠のきがちになってしまいます。
新しい技法を取り入れるためには時間がかかり時には数年かかることもあるため、ついついチャレンジを後回しにしてしまうのですが、同じ技法だけでなく自分が作りたいと思う物に合う技法を新しく取り入れるため「チャレンジする心」を忘れないよう心がけております。
∴ナナさんの誠実なお人柄が伝わるコメントでしたね!
そういえば昨日いただいたメールでドキっとすることをおっしゃっていました。
昨日お友達のスマホでWEB展の様子を見てくださったのですが
「遥香さんの鳳凰のプレートを見てびっくりしました。実は一昨日、七色に光る雉のような鳥が沢山集団で飛んでる夢を見ました。遥香さんの鳳凰だったのかなと嬉しくなりました(*^^*)」
ナナさんは予知夢が見られる方なのでしょう。
七色に光る雉はまさしく遥香さんの鳳凰に違いないです。
思いがけずそんなミラクルなお話も聞けて私も最高に嬉しかったです。
以上、島村さんご回答ありがとうございました。
菊地遥香さんに聞いた5つの質問
菊地遥香さんに聞いた5つの質問
Q1. 遥香さんの作品には面白いネーミングがたくさんありますね。 「コップ醸造・醗酵」「鉢 野菜が食べたい」「ordinary」それぞれの由来について教えてください。
ネーミングに関してはよく、色々な方からツッコミをいただきます。
よくよく考えているものもあれば、直感も多いです。
「コップ 醸造・発酵」は、発酵の方が先で、春慶の黄金色がビール酵母のように思えてきたことから「発酵」に。
では玉虫は…ワインだな!と「醸造」になりました。暑い中での作業でアルコールを欲していたものと思われます。
「鉢 野菜が食べたい」は、自分が好きな料理を美味しく食べるために作りました。
何を入れるか考えていると、ゴロゴロの野菜のポトフや豆が沢山のサラダ…等々
ひたすら野菜中心の料理ばかりで。
それしか頭になくなって何も思い浮かばず、ストレートに名前をつけました。最近はこれでひたすら鍋を食べています。白菜が美味しい。
「ordinary」は他の素材の器ではよく見る形が、漆では少ないな、と思ったことから、
シンプルにこの3つがあれば丸皿は事足りるような使い勝手の良いものを作ろう!と考え、
「普通の、ありふれた」みたいなニュアンスの英単語なんかない?と友だちに教えてもらいました。
commonと迷ったのですが。
普通の皿ではありますが重ねた時の美しさにこだわって、
ふちの厚みや立ち上がりの反り方を大きさごとに細かく調整し、それが際立つよう縁部分には純銀を施しています。
ordinaryが3つあわさるとharmonyになる、という韻踏み裏テーマがあります。
∴それぞれ詳しく教えて頂きありがとうございます。
なるほど、そういった背景があったのですね。
どんなものでも"直感"で考えるクチなので遥香さんのネーミングの閃きは、どれも共感出来るものばかりです。
ordinaryと野菜が食べたいは想像がついたのですが「醸造・発酵」は思いつかなくて
今由来を聞いてスッキリしました。
このコップで頂くビールのお味は格別でしょうね!もちろんワインも
この形状で漆器は確かに初めて拝見したかもしれません。
スタイリッシュで使いやすいプレートですね。
今回出品されている作品に春慶塗りが多くて、その黄金色の美しさに毎日目を奪われています
去年は渋くてシックなものが多かったですが
今回は華やかな器が沢山あって私も撮影が楽しかったです^^
Q2. 今年初めてチャレンジしてみた技法はありますか?
もしあればどのような技法か教えてください。
今年初めて挑戦した技法は銀箔の硫化です。
変化、という名前の品物がそれにあたりますが、
ちょっとしたことで変わる表情がとても面白かったです。
漆の技法は本当に様々なので、組み合わせや工夫で、
みなさまに楽しく使っていただける形で色々な品物を作っていきたいと思っています。
∴工房を見学させていただいた時に
確かにこの"四角プレート変化"との対面は衝撃的でした!硫化を施された銀箔の表情が1つ1つ個性的でまるで今にも動き出しそうな迫力!!
最終的に銀箔部分がどのような色に仕上がるのか、作り手としてもワクワクだったりするのでしょうか。
自然と人とのコラボレーションから生まれたアート作品
あなたが選んだものは必ず一生お気に入りの1枚になりますよ!
Q3. 先日会津の工房にお邪魔した際に“食べることが大好き”とお聞きしました。
お料理はどんなものがお好きですか?
親方が暴露しましたね!笑
そうなんです。食べることが本当に好きで。
ただ好きですがグルメではないのでなんでも美味しくいただきます。
質問の主旨と逸れますが、以前友人と「可食部」という部活動を結成し
野菜や果物の皮や種をどこまで食べられるか挑戦したのが面白かったです。
空豆のさやをミャンマーでは食べるというのが衝撃で、作ってみたりしました。
∴うふふ 親方がぽろっとお話してくださったエピソードが楽しかったです
あれはたしか牛タンのエンドレス事件でしたね。わたしも牛タン大好きなので共感です^^
「可食部」という部活動を?すごいですね!そんな部を作っちゃったなんて(*_*)
野菜や果物の皮や種ならば逆に健康に良さそうな活動ですね。
次回お会いしたときに、もうちょっと突っ込んでお尋ねしてみたいです。
来年こそは遂行できるといいですね。(私もついてきた~い~)
Q4. ミモザシリーズのネーミングは何故14℃なのですか?良かったら由来を教えてください。
鉄錆での図案を考えていた時に元子さんに好きなモチーフをお聞きした中にミモザが入っていたので今回絶対作ろう!と思い作りました。
ミモザわたしも好きでミモザミモザ言っておりますが正式な名前はアカシアなのですよね。
どっちをつけるか悩んでどっちもやめて、まだ寒いけど春の花を買いに行きたくなるような気温ということで14℃にしました。
春の花のように気持ちを華やがせてくれるうつわが作れるようになりたいですね
∴素晴らしい発想力!このようなネーミングってセンスがないとなかなか思いつかないのですよね私も長年文章を書く仕事してますがアッパレ!と叫んでしまいました。
遥香さんのネーミングセンス毎度脱帽しています。
実はご本人いわく「自分が覚えやすいように好きにつけてるだけ」なんだそうです笑っちゃいますよね^^
だけど、遥香さんにしか出来ないことですだから作品にしてもネーミングにしても遥香さんにしか出来ないお仕事されてるなぁと改めてリスペクトしました✨これからのネーミングも楽しみです^^
Q5. 血液型と星座を教えてください。
星座は射手座で、血液型はO型(ぜったい当てられる)です。
∴ふふ。ほんとO型って感じします~
明るくて、おおらかで、世界観広くて。
O型の方は責任感も強くて、人とのお付き合いが上手そうそんな風に思うのですが遥香さんのイメージそのものです。
星座は嬉しい!親近感わきますね。
私も射手座ですから❣
射手座女子は自由が好きで好奇心旺盛なのよねと、夜型の私達日付が変わる時間帯にチャットで盛り上がりました^^
末っ子の長女である遥香さん私が一番リスペクトしているところは人とのお付き合いを何より大事にしているところ、お若いのに気配りの人なのです。
さすが冨樫さんのお弟子さん♪
きっと親方はお仕事の事だけでなく社会人としてのマナーについても受け伝えらられているのでしょう。
以上、菊地さんご回答ありがとうございました。
- 2025.07.22
- 13:05
冨樫孝男さんに聞いた3つの質問
冨樫孝男さんに聞いた3つの質問
Q1. 今回のweb展にご出品の「トランプ皿」というネーミングが斬新だったのですがその由来を教えて頂けますか?
正式な製品名と、工房で呼んでいるニックネームがございます。
例えば、「細口杯」という正式な商品名も物を工房では「ショットグラス」と呼んだり「四分一塗り」の事は「月面」と呼んだり、、、、
たまにギャラリーさんへの出品リストを間違えて工房呼び名で記載するハプニングもございます。
今回のトランプ皿は、おそらく漆風のネーミングでいくと「縁錫地黒角皿」といった感じになると思います。
元々のイメージが、トランプのようなイメージのお皿にしたい、、、
12のクイーンや13のキングをイメージするよう制作し工房呼び名がそのまま商品名になってしまった珍しい例です。
∴ご回答ご丁寧にありがとうございます。
トランプ皿にはそう言った由来があったのですね。12のクイーンや13のキングをイメージされていたのですね。
朱がクィーンで黒がキング。このお話を聞いたらトランプ皿がなんだかそんな風に見えてきました笑
工房名はなんだか特別感があっていいですね。裏メニューみたいな感じで今度私も「四分一塗り」のことを「月面」って呼んでしまいそうです^^
Q2. 今回のweb展で出品されたものの中で 最も思い入れのあるお品はどちらになりますか?
八角リム皿と西洋皿です。
私は個展も行いますし、グループ展も今まで沢山やってきました。
また、焼き物作家さんやガラス作家さんの展示も拝見したりしておりました。
漆製品がずらっとならんだ展示の様を見て、ずっと気になって気になって仕方ない商品が漆の「お皿」でした。
「どうして漆のお皿は、漆のお皿って感じになってしまうのだろう、、、」
私の物、他の漆の作り手の物、やはり「漆の皿」という感じなんです。
展示の最中そればかり考えておりました。
焼き物とガラスと何が違うんだろう.......と。
漆は木の特性上、口径が大きなお皿になればなるほど、縁厚がボッテリしてきます。
更に中心にいけばいくほど、さらに厚くゴツくなっていきます。
これは木材の変形防止で、理由があってその厚みですので仕方ない事ではあるのですが、
「軽やかさ」が漆のお皿に無いのでは、、、と感じました。
どうにかして、軽やかなお皿を作りたい。
そう考えて作ったのがリム皿と西洋皿になります。
持った感じも、ゴツくなく、変形もないように制作いたしました。
∴とても貴重なお話を聞かせてくださってありがとうございます。
「漆のお皿はどうして漆の皿って感じになってしまうんだろう」という一文が印象に残りました。
冨樫さんはどうしてこんなにも器用で(陳腐な表現ですみません...)高い技術をお持ちでいらっしゃるのだろう、、と不思議だったのですが
そのナゾが解けた気になりました。
その*探究心*こそが不可能を可能に変えていたのですね!
少し前にリリースした新作西洋皿は、全ての壁をクリアされてびっくりするくらい軽いし使い勝手も良さそうなデザインです。
冨樫さんの塗りのセンスは言わずもがなですが
造形美への探究心に益々脱帽ですね。
Q3. 工房のお弟子さんたちを連れて毎年慰安旅行されていると聞きましたが、これまでにどのような場所へ行かれましたか?
国内ですと、青森の三内丸山遺跡をみたり、輪島塗りを視察したり、姫路城、北海道など。
海外ですと、台湾、中国本土、ドイツ、オーストリア、チェコです。
私も修行中、師匠に国内、海外と色々な所に連れて行ってもらい、沢山の事を教えていただきました。
それがすごく仕事や今作ってる物の元になってる気がします。
自分も弟子達に同じ様にしてあげれたら......と思い、慰安旅行をはじめました。
この状況が落ち着けば、国内なら京都、海外なら東南アジアの遺跡などを見れたらと考えております。
∴わぁ、すごいですね!
皆さんで国内も海外もあちこち行かれてて素敵な親方ですね。
やはり"遺跡"など歴史のあるものから何かインスピレーションを感じ取ってご自身の作風にフィーチャーされているのですね。ヨーロッパがお好きとおっしゃる理由が分かりました。
コロナに入ってからずっとご旅行に行けてないと思いますが。
来年こそは遂行できるといいですね。(私もついてきた~い~)
以上、冨樫さんご回答ありがとうございました。
- 2025.07.22
- 13:03
大野香織さんに聞いた7つの質問
大野香織さんに聞いた7つの質問
Q1. ご出身はどちらですか?
生まれは兵庫県神戸市です。その後、大阪に2年、また兵庫に戻って大学卒業するまで関西に住んでいました。
∴関西長いのに全然関西弁が出ないのが不思議(笑)
もう少し補足しますと、茨城在住なのはご両親のご出身地だったからとのことです。
福岡ご出身のご主人佳典さんも陶芸作家さん。 ご主人は白磁の作品を作られています。
@ohno.yoshinori.ceramics
ご自宅にはお二人の立派な工房があり、香織さんは毎日ではないけれど陶芸教室もされています。
お庭にはすばらしい菜園があり、いつも新鮮なお野菜が食卓にあがります。 んな羨ましすぎる環境に大野家があります。
お二人のセンス溢れるおしゃれなお宅には何度も足を運びたくなります。
Q2. プロの陶芸家になるためにどのような努力をされましたか?
諦めなかったこと、だと思います。
商社のOLを経て30歳で陶芸の世界に入りました。窯業指導所(現笠間陶芸大学校)終了後すぐに結婚して出産しました。
美大系でもない、スタートも遅い、子育てしながらで時間もないけど、諦めず、細々でもいいから手を動かし続けようと決めて続けていたら、こうなっていたという感じです。
∴うんうん。と頷きながら読ませていただきました。自分にも重なる部分があって。
きっと小さい頃からアートにはご興味があったのだと思います。
しかしあの時代はOLになれば安泰だと言われていましたから。スタートは遅くてもその選択は間違いではなかったと思います。
通常ならば「この道でいいのか」と藻掻いて脱線する人もいるのに、いつのまにか、好きなことをコツコツしていたら、こんなに素敵なアーティストになっていただなんて!
素敵すぎるし最高にカッコイイ!
Q3. 今の仕事は天職だと思いますか?
天職といえるかどうかはわからないのですが作ること、食べること、盛り付けることが好きなので器作りには向いているのかなと思います。
∴器をつくるのも、料理をつくるのも、盛り付けるのもお好きだという香織さん。
工房に行ったときに「なんでもお好きだなんて凄いですね」って言ったら
「片づけるのは・・・(てんてんてん)」と言ってたのが印象的でした(笑)
無の空間から自分の感性で表現することは得意だけれど、それを無に戻したりするのは私も苦手。
きっとクリエイティブなことが好きな人にありがちだと思います(良い意味でね(^_-)-☆)+料理+盛り付けエキスパートはこの世にごまんといるけれど、香織さんはこれに+和装+茶道もできちゃう超人なのです!
和文化をここまで極めていらっしゃる陶芸家さんは希少ではないかとも(たしか着付けは自己流で教室には通わなかったって言ってたような)。和文化に熟達したライフスタイルにリスペクトの気持ちでいっぱいです!
貪欲さのないサクセスストーリー(笑)
そこが香織さんのいいところですね!!
お互いにこの業界に入って20年ということで、これからも「同期としてww」よろしくお願いします。
Q4. 陶芸家になっていなかったら、今頃どんな職業に就いていたでしょうか?
男子寮のまかないのおばちゃんとか、楽しそうだなあと思います。
誰かのために作って、美味しそうにたくさん食べてくれる姿を見るのが大好きなので。
着物も好きなので、小料理屋の女将にも憧れます。
∴わ!先日お話されていたこと本当だったんですね!! 男子寮のまかないとか
小料理屋の女将とか...私は冗談かと思ってましたけど本気だったなんて。
香織さんの母性の豊かさを感じるコメントですね。
Q5. 家庭と仕事と自分時間の比率はどんな感じですか?
子供が小さいときは、家庭70仕事30自分時間は限りなく0でしたが、今は落ち着いて、感覚的には1:1:1ですね。
質問からずれるかもしれませんが、全部100点で完璧ということではなくて、
母として30点、仕事人としても30点、1人の女として30点でも全部足して100点近くになればいいかなって思っています。
きっちり完璧は無理だし、自分なりのゆとりがないとしんどくなってしまうので…適当なところで家族に許してもらっていると思います
∴子供さんたちが小さい頃からのお付き合いなので知っていますが、あの頃もお仕事の量は今と変わらずきちんとされていましたよね。
その代わり自分時間を犠牲にして。
でも、やっと一段落ついて自身の自由時間が出来たようで何よりです。いつも陶炎際で元気なお姿を拝見していましたが、これからは東京や横浜にもちょくちょく遊びに来て欲しいです~
香織さんがフットワーク軽いの知ってますからね。もう7年くらい前に国立にお店があった頃和服姿で来てくれましたね。
近くのフレンチランチ頂いてワイン飲んで...楽しい時間でした。
帰り道に香織さん携帯電話を店に忘れて...私が追いかけてったというエピソードも(バラしちゃったよ)。
いつもアクティブに和装で動き回ってるので、皆からすごい"デキる女性"と思われてるはず。だけど
「満点じゃなくてもいいと思ってるんです」という、緩さがある女性って本当にカッコイイと思います。
自分にもゆとりがあるから他人にも多くを求めず、寛容でいられるのだと思います。
そこが香織さんの魅力の1つなんだな?としみじみ。
同じAB型で、同じ射手座故思考が似てるのかもしれない。
Q6. 新作GAIAにはどんな思い入れがありますか?
わたしが今こうして陶芸の道を歩み続けていられるのは、40歳以上年上の先輩女性陶芸家・堤綾子さんのお陰です。
残念ながら今年1月に他界されましたが、最後まで土と炎への情熱を燃やし続けた方でした。
ご自身にも弟子にも厳しかったけれど、根はお茶目で、女性らしく、とても母性のある方でした。いつも褒めて励まし続けてもらったお陰で、細々でも続けてこられたのだと思っています。
このGAIAのシリーズに使っている原土は、その恩師の先生と一緒に北茨城で掘ってきた土です。先生のお道具を分けていただいて、それを使ってもいますので、そばで見守られながら制作している気持ちになります。
子育てが一段落して、ようやく自分自身の作品として世に問うことができた最初の作品が、人生の恩師である先生と縁のあるシリーズとなり、感慨深いです。感謝と感動の気持ちを感じながら制作しています。
∴そうでしたか...GAIAにはそのようなストーリーが隠されていたのですね。私にとっても感慨深いです。
というのも、はじめて作品を拝見したときに何か強い波動を感じたからです。
堤先生から受け継いだお道具と、北茨城で一緒に掘ってきた原土で作っている作品と聞いて、益々愛おしくなりました。
大きな作品も小さな作品もエネルギーが漲っていてこんなにも陶器が"生きている"のを感じたことは無く、質感も景色も他に類を見ない逸品ばかりです。
時代とともに陶器も洗練されたものに変わってきていますが、このGAIAは流行に左右されず独自のブレない魅力のまま年月を重ねていくのでしょうね。
素朴な土味でもコテコテな感じにならない作風と料理を盛るとさらにその器の価値が上がる素晴らしき感性にもリスペクト!! たとえこの先どんな器が流行ろうとも関係ありません。私は無条件にGAIAが好き?
同じ価値観でこの良さを分かって頂ける方に愛用していただけると嬉しいですね。
Q7. 作品づくりで自身が最も”大事にしているポリシーや信念”がありましたら教えて下さい。
入れ物の先、を意識しています。
例えば、家を建てたらそれは終わりではなく新しい生活の始まりであるように、器は迎え入れてもらったら、そこから新しくストーリーを紡ぎだす。
何処へ旅立って、どう使ってもらえるかな、何を入れてもらえるのかなーと盛り付けた時を想像しながらカーブを整えたり、サイズや角度を変えてみたりして制作するのはとても楽しいです。
作業工程で大事にしていることは、大胆さと繊細さのバランス。思い切っていくところと慎重に手を動かすところを見極めて、手数をできるだけ少なくシンプルに作りたいと思っています。
SNS上で、それぞれに使われて皆さんの食卓におさまっているのを見ると、本当に幸せな気持ちになります。この場をお借りしてありがとうございますと伝えたいです!
∴作り手が作品を制作しているときは無言でその作業に集中しているのは誰でも想像がつくものですが、どんな事考えながら手を動かしているのかな?が最も知りたい部分でした。
香織さんの回答を見て「やっぱりそうだったのね」と。
器が嫁いでいくところは一体どんなオウチなのかしら?
そこではどんなお料理に盛り付けてもらえるのかな!?
そこの家庭はどんな家族がどんな食卓を囲んでいるのかな?
どんな会話が飛び交うのかな?etc
実は器屋も同じことを考えながら販売しています。
以上、大野さんご回答ありがとうございました。






