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作家の器でテーブルコーディネートを提案するセレクトショップです

7つの質問

岩山陽平さんに聞いた7つの質問part2

岩山陽平さんに聞いた7つの質問part2

【2025年7月岩山陽平展】

Q1. 素材(土や釉薬など)はどのように選ばれていますか?そして、何か丈夫にするために、原料に工夫をされてたりしますか?

A. 僕は電気窯で酸化焼成という焼き方で器を焼いているので、釉薬が割と素直に綺麗に仕上がるな、と考えています。 

 なので釉薬が綺麗に仕上がるような粘土を選び使っています。

 粘土を変えるだけで、釉薬の発色も結構変わってくるので、その時に綺麗に発色したものを選んでいます。 

 後は1250度で焼いているので、その温度で釉薬や粘土がちゃんと焼けているか、なども考えています。 とはいえ、骨太な陶芸家の方々は、自分で山に入り原土を採ってきます。 その方々の事を想うと、頭が上がらないなぁとも感じています。 リスペクトですね! 


 僕は信頼ある、札幌の陶芸材料店から粘土や釉薬の原料を購入しています。 その原料を調合し釉薬を作り、粘土を数種類ブレンドしたり、江別市の粘土を調整して10%ほど加えたりなど、工夫してやっています。 

 僕は僕なりのやり方で、良い器になるように心がけて、素材を選んでいます。 粘土は市販の白御影土に古陶粘土と野幌のレンガ土を混ぜているので、特別な事はしていないんです。

∴軽さが魅力のmarbleシリーズ。 

中でもmarble whiteボウルは毎日のように使っているのですが、シミもチップもなく長年綺麗なまま。 

 焼成についてもお尋ねしてみたのですが、素焼き一回、本焼き一回と特別なことは何もされていませんでした。 

チップする器がダメという訳ではないのですが、日常使いにはやはり丈夫で軽くてチップしずらい器がいいなと思います。

 だからこそ、marble推しです。 和食器初心者の方、お手入れが楽なので是非marbleから始めてみてはいかがでしょう? 色はベージュとスモーキーなグリーン。

どちらも和食に馴染むトーンです。 日々の食卓に心からオススメいたします。

Q.2 作品を通じて、見る人・使う人にどんな気持ちを届けたいですか?

A. 器を通して、食事に集中する時間が作れたらいいなぁと考えています。 

『食』は生きる上で欠かせないもので、幸せであったりと心も豊かにしてくれます。 その時間が美しくなったり、『何を盛り付けようかな』と楽しんでもらったり。 

それは人生を楽しむって事のような気がします。食は体を作り命を繋ぐもの。 その時間に、より意識を向けるきっかけになっていただけたなら嬉しいです。

∴陽平さん語録がいっぱい出てきましたね(笑)  ”器を通して食事に集中する時間が作れたら…”  ”食は体を作り命を繋ぐもの。”  ”食は人生を楽しむこと。” どの言葉からも、陽平さんのお人柄が伝わってきて、あたたかさを感じるフレーズばかりですね。 

 立場は違えど、実は私もまったく同じ気持ちでいます。 器って、食事を始める一番最初の“入り口”だと思うんです。 お料理を作ったあとに手に取る最初の器。 その「入り口」に意識を向けることで、料理のモチベーションが上がったり―― それこそが、作家さんの器の力だと思っています。

 作家さんの器に触れると、自然と盛り付けにも気持ちが向かいます。 「作家さんの器だから、丁寧に盛りつけよう」と思うことが本当に多いです。 逆に言えば、作家もの以外の器を使う時は、 その“想い”が少し薄れてしまうように感じることもあります。

 皆さんも、そんなふうに感じたことはありませんか? だからこそ、器選びって本当に大切。 器ひとつで、暮らしへの意識まで変わってくると思うのです


Q3. お気に入りの器の使い方や、普段ご自身でも使っている作品があれば教えてください

A. マグカップは毎日使っています。 珈琲を飲んだり、お茶をのんだり、氷をいれて炭酸水をのんだり。 

 仕事中はずっと何かを飲んでいるので、1日中ず~っと使っています。 マグカップを朝に選ぶときは、 今日はmarble、今日は空と海、 今日はbrownなど楽しんで使っています。 

 また、家族の食卓では飯碗はもちろんですが、ボウルがほぼ毎日、 食卓に登場します。 三色丼やラーメン、サラダや肉団子などなど。 妻がボウルを好んで使っているので、我が家では№1の登場率です。 今回の個展では初めての釉薬の組み合わせでボウルを作ってみました。 渋みボウルとなった今回、それも楽しんで頂けたなら嬉しいです。

∴なんと!我が家でもボウル、ほぼ毎日登場しています。 

底が広めなので、いろんな使い方ができてとっても重宝。 丼もの、麺、洋風パスタまで、全部この器に入れてます(笑)

今回新登場の「渋みボウル」は、第一印象で「韓国料理が映えそう!」と思いました。 秋冬はスンドゥブを入れたらぴったりの雰囲気です😊 

 今日のpicは、明日UP予定のスープマグ。 WEB個展のお話が出たタイミングで、陽平さんに「具だくさんスープが入るマグを作っていただけますか?」とリクエストしていました。 marble whiteで作っていただけて、本当に感激です。 

 長い夏が終わると、すぐに冬が来るこの頃(笑) このマグが大活躍しそうな予感です。


Q4. 他のジャンル(料理、音楽、建築、旅など)から影響を受けているものはありますか?

A. 少し前の話ですが、魔法や剣、モンスターが登場するようなファンタジー小説に強く影響を受けていました。頭の中に自分だけの世界をつくって、白の王国、黒の王国、森の世界、海の世界…そんな場所をイメージしながら器をつくっていたんです。 

 最近では、YouTubeで「ブッダの教え」を聴いたりして、自分自身と深く向き合うようになりました。

そこから、器をただ「形や見た目」で捉えるだけでなく、「どんな想いでつくるか」といった内面的な部分も大事にするようになりました。 とはいえ、あまり大げさなことを考えているわけではなくて、いま作る楽しさを感じたり、使う人が少しでも豊かな気持ちになってくれたらうれしいな、というシンプルな気持ちで作っています。

∴なるほど。。インスピレーションは 色々な所から影響を受けていらっしゃったのですね! 感受性強い陽平さんらしいご回答だなと思いました^^ 

 魔法やモンスターが登場するファンタジー小説に影響を受けていたというお話、まるで絵本の中を旅しているような気分になりました。 器の形や色の背景に、そんな世界があるなんて…想像するだけで楽しくなります。

 そして今は、自分と向き合う時間を大切にされながら、器に込める想いにも変化があるとのこと。

 “どんな気持ちでつくるか”を意識されている姿がとても素敵で、私自身も日々の暮らしや選ぶものに、もう少し丁寧に心を向けてみたくなりました。

 器って、見た目の美しさだけでなく、作り手の想いや背景も含めて“使う人の心を豊かにするもの”なんだと、あらためて感じました。 それだから、個人作家さんの器って 掛け替えのない賜物なのですね!

Q5. 将来的に、どんな作品を作っていきたいと考えていますか?

A. これまでは、整ったフォルムのシンプルな食の器を中心に作ってきました。綺麗で、揃っていて、余白を感じるようなものです。 

 それをやめる、というわけではないのですが、そのニュアンスは残しつつも、これからはもう少し色や形を自由に楽しんだり、「自分はこれだ!」と決めすぎずに、バランスを取りながら柔軟に作っていけたらと思っています。

 花器や壺など、大きな作品にも挑戦してみたいですね。今までよりスケールのある表現もやってみたくなってきていて、少しずつ実験しています。

∴確かに最近の作風は少し違ってきているなぁと感じていますが、その背景にはそのような想いがあったのですね! とても素敵なお考えだと思います✨ 

これまでの整った美しさや余白を大切にした世界観も本当に魅力的ですが、そこに新たな自由さや広がりが加わるなんて…ますます作品から目が離せません😊 

 花器や壺などの大きな作品も、どんな表情を見せてくれるのか楽しみです。 実験の途中のものも、きっとすでに美しいのだろうなと想像しています! marble の旅はこれからも続いていくのですね🍃


Q6. 先日札幌でお会いした時に「ロンドンで個展がしたい」とおっしゃっていましたがその理由を教えていただけますか?

A. が陶芸の師匠橋本忍 さんのもとにアシスタントとし入ったとき、最初に「夢はあるの?」と聞かれたんです。

 そのとき咄嗟に出た言葉が、 『イギリスで個展がしたい』でした。 ちょうどその頃、イギリスの本を読んでいたり、イギリス国旗の靴を履いていたりして、何となくイギリスが頭にあったんだと思います。

でも本当に、ほぼ直感でした。 それでも、その時の直感がずっと自分の中に残っていて、 「もしそれが本当に叶ったら、 人生って面白いな」と思うんです。 いつか必ず海外で挑戦したいという気持ちもあるので、この夢は本気で叶えたいと思っています。

∴素敵な意気込みですね! 海外へのあこがれ。若いからこそだと思いますし、それを実現できるための準備に費やす時間もたっぷりある。 だからこそ、力強い口調で言えるんだなと。ちょっとうらやましくなりました。 

 最近、陽平さんの作品が海外のギャラリーでも取り扱われているそうで、 ノリにノッてる陽平さん✨ 実は私も、ひそかにイギリスが好きで、またいつか訪れたいと願っているひとり。

 というか、イギリスには何かとご縁があるようで、人生で初めてのひとり暮らし&自炊を経験したのがロンドンだったり、以前イタリア食材の輸入事業をしてた頃現地スタッフとしてサポートしてくれていたクレアーと出会ったのもロンドンでした。 

 そういえば、陽平さんの師匠橋本忍さんが、ロンドンのKing's Road(ちょっと記憶が曖昧ですが…)で個展をされたとき、 ちょうど私もプライベートで渡英していて、会場まで足を運んだ思い出もあります。 もし陽平さんがロンドンで個展をされたら、きっとまた追いかけて行っちゃうかもしれません。 (推し活で!笑) ぜひぜひ、夢を叶えていただきたいです(懇願🙏)


Q7. 筋トレは今後も続けていかれますか?(笑)

A. はい、続けます(笑) …と言いたいところなんですが、最近は制作が忙しくて、実はもう2週間くらいサボっています。ちょっと焦ってます(笑)。

 でも、僕の陶芸スタイルだと、運動不足になりがちなので、「一生作り続けるための身体づくり」は大事だと思っています。 無理せず、でも長く続けていきたいです

∴前にお会いしたときより、先日ずいぶんムキッとされていたな… と思ってお尋ねしたらやはり筋トレを頑張っていらっしゃるとのことで最後の質問はコレにさせて頂きました。

 筋トレって、どうしても三日坊主になりがちで…(だって辛いですもの😣) 私も以前はDVDを見ながら毎日頑張っていた時期がありましたが、今は週1のフィットネスで、 ちょこっと動かす程度になってしまいました💦 

 でも、陽平さんはかなり長く継続されているので、たった2週間空いたくらいでは体力は全然落ちていないと思います。 筋力を鍛えるだけでなく、「一生作り続けるための身体づくり」として筋トレに取り組まれているなんて、ビジョンがあって本当に素敵です。

 身体が資本ですから、無理なく、楽しく続けていっていただけたらと陰ながら応援いております^^


以上、ご回答ありがとうございました。

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